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眼瞼内反症

眼瞼内反症とは、まぶたの縁が内側へめくれてしまう疾患です。まぶたの毛と眼球が接触してしまうことで、眼球に痛みが発生し、まぶたの痙攣や様々な角膜(眼の表面)の障害を引き起こしてしまう事が知られています。

眼を閉じていることが多かったり、ショボショボしていたり、涙や目ヤニが多い、眼が赤いなどの症状で発見されることが多いのが特徴です。

内反症の原因
 構造的な発症:生まれつきまぶたの皮膚が長く、余った皮膚が内側にめくれる(内反)ことで
                           発症します。
 二次的な発症:逆さまつげ、眼の表面の外傷や感染による眼球痛、皮膚病や老化によるま
           ぶたの緩みなどで発症します。

内反症の治療
逆さまつげや、眼の表面の外傷や感染があれば、それらの治療を行うことで改善することがあります。毛が眼球に接していることで治療経過が悪い場合には、一時的に仮縫合や医療用のボンドを用いて内反を矯正しながら治療を行う必要があります。
上記の治療でも改善できない場合や、生まれつきまぶたが長いことで発生している場合には、外科手術の検討が必要になります。

内反症を起こしてしまったネコちゃんの写真です。
まぶたの下側(矢印)のラインが内反してしまっています。
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生まれつきの内反症と診断された場合、指でまぶたを正常な位置に戻し、黄色い線の範囲(内反している部分)を切除範囲とする眼瞼内反症の外科手術が適応となります。内反症の手術の場合、切除範囲が狭すぎると内反症が改善されず、切除範囲が広すぎると逆に外反症をおこすことから、切除範囲は検討を重ね慎重に決める必要があります。
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手術では、予め決めた切開線に沿って、皮膚及び皮下組織を除去していきます。まぶたを動かす筋肉や神経を傷つけないように細心の注意が必要です。
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縫合が終わり、矯正したまぶたが正しい位置にくれば手術が無事終了です。
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手術後約10日目で抜糸となります。
まぶたのラインも確認でき、しっかりと開眼できています。後は毛が生えそろうだけです!
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