謎だらけのパテラ

身近な疾患のパテラ(膝蓋骨脱臼)ですが、実は明確は発生原因が不明であったり、獣医師間で共通の外科介入時期に関するガイドラインもなかったりします。さらには、グレードが1〜4に分かれるパテラですが、各グレード間で標準化された術式も明確には決まっていません。

2026年度麻酔外科学会において、パテラに関する最新知見をテーマに教育講演が行われました。病態や治療法に関する最新情報の発信でしたが、それでも現段階で明確化されたものはなく、身近な疾患で治療奏功率も高いパテラですが、まだまだ謎ばかりでした。

そんな中、いくつか新しい知見も得られ有意義な講演でした。

なぜ、同じパテラ症例なのに、悪くなるコもいれば、悪くならないコもいるのか?これまでわからなかったその理由が、もしかしたらあと少しで解明されるかもしれません。

また、施設によって外科介入時期の判断が異なるパテラですが、近い将来、外科介入時期の統一(不要な手術を減らせる/外科介入の遅れを減らせる)もできるかも?と思うことができました。

今回の記事では、愛犬が無症状のグレード2パテラに罹患していて、手術を迷っている飼い主の方々にとって、有益と思われる情報を書かせていただいています。ご興味のある方はコチラをお読みください。

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