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  コラム診察室

ペットフード[BLUE]、取り扱い始めました

こだわりの自然派フードとして知られているペットフードBLUEをわんちゃん用で3種類取り扱うようになりました。  食物アレルギーに対する加水分解フードであるHFは、サーモンを主原料とし、コーン・小麦・大豆は使用していません。また、酸化防止剤としては、天然成分を使用しており、合成の酸化防止剤・着色料・香料は使用していないのが特徴です。

体重&尿路ケアサポートWUは、高品質の鶏肉を使用し、減量用に脂肪の含有量とカロリーを調整しています。また、尿のpH値を6.0~6.4に調整し、ストルバイト・シュウ酸カルシウムの形成を抑制します。  消化器サポートGIは、主原料に骨抜きの鶏肉やえんどう豆・馬鈴薯など、消化しやすい炭水化物を使用しています。消化性がいいので、便の状態の改善や腸の回復を促進してくれます。 食べなかったら全額返金制度がありますので、アレルギーや尿石、下痢などでなかなか合うフードがないとお困りの方、一度試してみるのはいかがでしょうか?どうぞお気軽にご相談下さい。

獣医師 半澤

猫の腎臓病治療薬ラプロス錠発売

猫は高齢になるにつれて腎機能が低下し、慢性腎臓病を発症する子が多くいます。10歳以上では約30~40%が罹患、5歳以上の猫の死因第1位と報告されています。原因には、感染症、腫瘍などがありますが、多くの場合、明確な原疾患は不明となっています。腎構造の変化としては、間質の線維化であり、それに伴って血流の減少、低酸素および炎症と悪循環を形成し、不可逆的に進行していきます。一度壊れてしまった腎臓を元に戻すことはできません。そのため、腎臓病治療の要は、正常な部分を守ること、進行を少しでもゆっくりしてあげることにあり、具体的な治療としては、処方食や血圧を下げる薬等を投与したります。
今回、新たに発売されたラプロス錠は、経口プロスタサイクリン(PGI2)誘導体製剤であり、①血管内皮細胞保護作用②血管拡張作用③炎症性サイトカイン産生抑制作用④抗血小板作用を有しています。これらの作用により、腎における毛細血管の減少や炎症、微小血栓形成を抑制し、虚血および線維化を抑制していきます。クレアチニンの数値におけるIRIS分類ステージ2~3(1.6~5.0)が対象とはなっていますが、ステージ4でも食欲の改善をはかることができたという報告もあります。
猫ちゃんにとって、心強いお薬が発売されましたよね。使用の際は、またご説明させていただきたいと思います。

獣医師 半澤

環境アレルギーに配慮した新しいフード「ダームディフェンス」

アレルギー性皮膚炎でかゆみを訴えるわんちゃんは、多くいます。かゆみの原因として、食物が関与している場合もありますが、50%以上は食物以外のものが原因になっていると報告があります。犬の一般的な環境アレルゲンは、花粉・かび・ほこり・ノミの刺入になります。この環境アレルゲンに対しての生体内のアレルギー反応に対応する形で、ヒルズから画期的なフードが発売されています。  このフードの特徴は、ヒスタガードというVit.Eを含む抗酸化成分・アレルゲンに対する免疫反応をケアするポリフェノール・抗酸化作用をもつ卵を使用した独自の栄養ブレンドを配合しており、環境刺激や犬アトピー性皮膚炎時の免疫反応を栄養学的に管理しています。また、高レベルのオメガ3脂肪酸により皮膚バリアを健康な状態に維持し、高レベルのオメガ6脂肪酸で、内側から健康な皮膚と被毛のケアに役立たせています。蛋白源としてチキンが使われているので、チキンや卵に反応しない子であれば、一度試してみる価値があると思います。  皮膚が内側から健全となることでかゆみが減り、お薬の投与回数や投与量が減るとうれしいですよね。ご興味のある方、どうぞご相談下さい。                       獣医師 半澤

ワクチン時の抗体価検査(犬用ワクチンチェック)

ワクチン時の抗体価検査(犬用ワクチンチェック)
犬用の混合ワクチンとして5種種混合や8種混合ワクチンが、各種メーカーから販売されています。これらのワクチンの中には、コアワクチンと呼ばれるジステンパー・犬アデノ・犬パルボウイルス感染症予防目的のワクチンと、ノンコアワクチンとしてパラインフルエンザ・レプトスピラ感染症予防目的のワクチンとの2つのタイプのワクチンが含まれています。コアワクチンとは、致死性が高いため全ての犬に接種が推奨されているものです。ノンコアワクチンとは、地域やライフスタイルによって接種が推奨されているため動物病院での相談が必要となります。

感染の予防のためには、ワクチンを打って免疫をつけることが大事です。しかし、本当に毎年必要なの?と疑問に感じたことはありませんか?

免疫がしっかりついているのか、免疫効果が持続しているのかは、血液で病気に対する抗体価を測定しなければわかりません。また感染症の中には抗体価が高い=感染防御力があるとは解釈できないものもあり、そのため、多くの動物病院では定期的な接種を推奨してきました。

抗体価検査はこれまでも検査することは可能でしたが、外部の検査センターでなければ抗体価を調べることができず、かつとても高額な検査でした。しかしながら、犬用ワクチンチェックの発売に伴い、院内での検査が可能となり、迅速かつ廉価となったためオススメです!頻回の接種に不安な場合、ワクチンアレルギーで接種が不安な場合、免疫抑制剤を使用中でワクチン接種ができない場合でも、予防に必要な抗体価があることを確認できれば安心ですね。

現状では、ワクチン接種に変わる完璧な検査方法とまでは言えない部分もありますので、詳しくは診察の際にご相談下さい。

獣医師 半澤

高齢猫の健康診断のすすめ

ワンちゃんは、幼少時より混合ワクチン接種、狂犬病ワクチン接種、フィラリア予防と来院する機会が予防だけでも年数回あります。しかしながら、ネコちゃんの場合、混合ワクチン接種、避妊・去勢手術が終わると、ほとんどの場合で、体調が崩れない限りは次回の混合ワクチンまで来院されることはありません。もちろん、元気で食欲もあり、予防以外で来院せずに済むのが一番ですが、高齢になると、さまざまな症状が年齢による変化と思われがちとなり、自宅での病気の早期発見が難しい事が多いと思われます。 高齢猫の病気として一般的に多いのが、①慢性腎不全②変性性関節炎③甲状腺機能亢進症と言われています。

①     の場合、
尿量と飲水量の増加が特徴となります。しかしながら、徐々に飲水量が増えていると気づきにくいこともあります。トイレでオシッコをした後の砂の塊の大きさなどからおおよその尿量を把握しておくことが大切です。
②     の場合、
高齢猫の60~90%が罹患しているというデータもあります。最近、ジャンプしなくなった、動き回らず寝てばかりいるといった状況を年のせいばかりと思わず、関節炎があるのでは?と疑ってみることが大切です。
③     の場合、
食べているのに痩せてくる、よく鳴くようになる、興奮しやすくなる、徘徊する、嘔吐や下痢をしやすくなる等いろいろな症状があるのが特徴となります。緩徐に進行することも多く、早期発見が難しい疾患の一つとも言えます。年に一度程度、甲状腺ホルモンの定期検査を推奨しております。

これらの病気は、血液検査や画像診断(レントゲン検査、超音波検査)で診断されます。検査のために麻酔をかける必要はありません。病気治療は、早期診断、早期治療が一番です。人が一年に一回人間ドックを受けるのと同じように、ご家族の一員であるネコちゃんの健康診断をおすすめさせていただきます。

獣医師 半澤