日常の診察で遭遇する後肢跛行の原因の多くは、前十字靭帯断裂や部分断裂、パテラ(膝蓋骨脱臼)といわれています。しかし、後肢跛行にもいくつかの鑑別疾患は存在します。鑑別疾患の一つである、免疫介在性関節炎は、その症状や検査結果が曖昧なことも多く、診察を進める上でたくさんの『落とし穴』が存在します。また、予後に関する厳しいデータも報告されており、後肢跛行という症状を診察する獣医師にとっては、最も警戒すべき鑑別疾患の一つとなります。
免疫介在性関節炎の数々の『落とし穴』や、後肢跛行を診察する時に当院で行なっている検査などについてまとめています。
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