隠れ重度歯周炎

2015年9月25日

M.ダックスは、長頭種で歯周病になりやすい犬種です。見た目、外側はとてもきれいでも、内側の歯周ポケットが深く、重度の歯周炎を患っていることがあります。そのため、頭部レントゲン検査による歯根周囲の骨吸収像の確認や麻酔下での歯周ポケットの深さのチェックが必要となります。骨吸収が大きい場合や歯周ポケットが深い場合、治療としては、残念ながら抜歯が中心となってしまいます。  歯がきれいなのに口臭がひどい、食べたい気持ちはありそうなのに食べようとしない、途中でやめるといった症状等がありましたら、見えないところで歯周病が進行している可能性がありますので、早めにご相談くださいね。

獣医師 半澤

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