愛犬の散歩&留守番

2018年7月9日

北海道にもいよいよ遅い夏がきましたね。他の都府県と比較すると冷涼な北海道ですが、近年は25℃以上の夏日も増えてきています。これまで何度か夏を経験している飼主さんの方々は、それぞれの工夫をお持ちかと思いますが、初めて愛犬と夏を迎える飼主さんは、本格的な夏を前に、暑さについて考えてみるとよいと思います。

○散歩
天気の日の路面(特に舗装道路)はかなりの高温となります。人と比べ路面に近いところを歩く愛犬は、路面からの輻射熱をもろに受けます。このため、熱中症にかかったり、肉球の火傷を負うこともあります。そこで注意することは以下の点です。
    ・涼しい時間帯(路面温度が低い時間帯)の散歩を心がける。
    ・舗装道路より草地の多い公園等の散歩コースを中心にする。
    ・パッドの弱いコには犬用ブーツを履かせる。
    ・常に飲ませてあげられる水を用意しておく。
    ・市販の暑さ対策用シャツを利用する。
    ・暑くて苦しそうな兆候があったら、すぐに散歩を中断する。

○留守番
いつも一緒の愛犬でも、時には一人で留守番をさせる必要もあると思います。外の天気にかかわらず夏場の室内はかなり高温となります。暑さに弱い愛犬には以下のようなことに注意してあげて下さい。
    
    ・クーラー、扇風機やクールマットなどを利用する。
    ・防犯上問題のない範囲で、少し窓を開け通気のよい空間にする。
    ・涼しい場所を探して家の中を自由に移動できるようにしてあげる。
    ・ケージでの留守番をしているコは、涼しい部屋にケージを設置する。
    ・1つ以上のお皿に水を用意しておく。
    ・出来るだけ早く帰宅する。

特に室温が急激に上昇しやすい車中での留守番には注意が必要で、例えわずかな時間の留守番であっても熱中症に対する注意が必要です。基本的には車中での留守番は避けた方がよいですが、どうしても留守番が必要な場合は、ガソリンの残量やバッテリーの容量を十分に留意しエンジンをかけて状態で施錠し(車種によってはスペアキーを準備)、クーラーをかけた状態での留守番をお勧めします。

冬期間と比べて、愛犬を連れても連れてなくても出かける機会が増える夏。まだ『愛犬』と『暑さ対策』に慣れていない飼主さんは、今から暑さ対策についていろいろと研究を始めてみて下さい!

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